真実はいつも一つじゃない
その時歴史は動いた。的な、アルフォンスの物語後半。
よくよく考えなくとも、光の時代最期の王(多分)が叛逆者に殺されるとかとんでもない話ですよねえ…。その後ミハエル家は落ちぶれに落ちぶれてイザベラの時代になり、アルフォンスとロザリィの娘ノーラは闇の時代メイン(ロードラ中で語られてる限り)と言っても良い、カルマとザイフの物語へと繋がっていく、と。胸熱。
リメイク前は傷王アルフォンスが登場。リメイク前話ではロザリィが新規ユニットとして登場。
後半では、遂にミハエルがあのダサ…もとい禍々しい★4デザインの鎧を脱いで、レイピアモーションにLSを習得して新規ユニット化。
……なんかレイピアモーションがこれ程似合わない人もいないなとおもいました(こなみ
既存のレイピアモーションのキャラって、スタイリッシュな人と言う感じだったので、今まで大剣ブン回してたミハエルがオシャレ立ちと言うだけで微妙な笑いを禁じ得ない。
……んですが、一つ。これだけは言わせて。
エマどこいったん。
「大変よ!ロザリィが…」こんな感じの台詞だけの登場かよ!カメオかよ!
キルトとロザリィの関係や、処刑の経緯、カイトの命じられた歴史改竄とか何かちょろっとでも出るかと思いきや、誰もが気になる幕間のそのへんはやっぱりいつも通り放ったらかしで、元クエスト通り墓地に瞬間移動でした…。何の為の追加出演&演出だったんだ。うーんこの…。
まあアルフォンスの視点のアルフォンスの物語なので、それ以外は書いてないよ☆なのかも知れません。
……〜だからさぁ。そんならさぁ。
前後編に分ける必要もはっきり言って無かったよね。
後半がほぼずっとミハエル軍団を倒して王都に乗り込むだけなので、道中を1個2個のクエストにまとめれば一回で終わったと思う…。ひとりで強くなったアルフォンスの無双と言う表現を何度もミハエル親衛隊相手に見せつけてくれなくても良かったよ…。
尤も「頑張れアルフォンス」と言うタイトルで、墓地からの一連の流れはちょっと合っていなさすぎるので…、前後編全く雰囲気の違うクエストと言う意味でも分割まったなしだったのかも知れませんが。
まとめ>要するに後半、ミハエル軍団とのバトルだけの引き延ばしをするなら、アルフォンスの物語外の部分や、エマとの関係や、その辺ちょっと挟んでも良かったんじゃないの。と言うお話。
ミハエル軍団の絵面は噴き出した後で薄ら寒くなりました。
ミハエルが部下(親衛隊)に自分と同じ恰好をさせているとか言う、へ、へんたいだー!的な設定とか明かされなくてもどうでも良かった寧ろ。つーかミハエルがレイピアオサレ立ちしてるのはもう既に衣装とか違う訳で、部下たちは「嘗てのミハエル」の恰好をさせられてたと言う事ですよね。
アルフォンスも自己顕示ぱねえとツッこんではいましたが、寧ろナルシシズムを感じますねあの徹底っぷり…。
類稀なる才だか非凡だか何だかと言われても、それが間違った方角に進んでいるとしか思えない発言の数々は、家畜に神はいないッ!並の正当な狂気を感じました。
さて。ミハエルが最期どう言う運命を迎えたか、と言うのは既に明かでしたが。
新ミハエルの最大の問題はそのストーリーですね…。進化後はアルフォンスとの戦いなのでいいとして、進化前。
恐らくはロザリアと思しき「彼女」との最後の遣り取りの様子。
はいここでロザリアのストーリーの復習。
要約:ロザリアは生まれながら龍樹の花の中でしか生きていけぬ病に罹っていた。ある時外の世界を渇望した彼女は飛び出したものの直ぐに倒れる。それを助けたのがミハエルでしたとさ。
龍樹の花と言うのが何なのかは相変わらず知れてませんが、竜化症に関わるものではないかとか色々邪推が。
なおロザリィの好きな、薬にもなる花は月虹花。今回のロザリィの発言から、キルトの妹の薬の材料なのかなとか妄想。
ローザ(ロザリィ)とロザリアと言う名前の類似点などもあって、姉妹なのではとか色々言われてた気もしますが、結局その辺りはノータッチ。不明の侭。
ローザ様が何か実験とかしていた影響でロザリアが病に罹ったと言う可能性は、ロザリアとロザリィの年齢を考えてもちょっと有り得ない。
アルフォンスとミハエルを対にした結果の、名前の類似と言うだけの話の様な気もして来ました。
……で。ミハエルは国王になった後の「或る日」にロザリアの元に「約束」を果たすべく訪れます。
ロードラ界の「約束」と言うと語られないのが最早お約束みたいになってる気がしますが…、
「やがて摘まれた一花が、彼女のその手の冷たさと共に、ミハエルの手へと受け渡される」
この文章だけを読むと、
「病に衰え手の冷え切ったロザリアが花を摘んでミハエルへと渡した」
様に取れますが、冷たいと言う表現をわざわざ強調する辺り、ロザリアは既に亡くなっている、或いは亡くなる寸前とも取れます。ね。亡くなる寸前であれば、約束とは看取る事の様にも思えますが…。
ともあれ、これで永別と言う感じのシーンなので、ミハエルはもうロザリアの塔にはやって来ない=ロザリアは亡くなった(てる)、と言うのは恐らく揺るぎないでしょう。
ミハエルの目的である「王になること」は既に達成されてる訳だし。ロザリアの為に何かをした、或いはしようとした、と言うのは何か無さそう。
こちらも結局プレイヤーの一番気になる所は明かされぬ侭。察しろって事ですねそうですか。
ミハエル自身にまるきりロザリアの辺りに触れる事が無かったので、劣王ミハエルは創られた偽書と言う可能性もあったりして…?なんて思えて来ました。
優王アルフォンスのストーリーに対抗している様に見えません?内容が。或いは対と言うべきか。
後世に、ミハエル王は一人の女性を真に愛していた側面もあったのだと遺そうとした偽りの物語だったりとか。ロザリアの存在も含めて。
ロザリアの設定に絡む要素がミハエルの名以外に(現在の所)無いのと、ロザリィに名が似ているのも何かの作為の様。
謎の病や花、生まれた時から塔に孤独に棲んでいてそこから一歩も出られない女性、なんて、なんだか凄くお伽話っぽいでしょう?
ミハエルが態とそうしたと言うより、後世の人ないしミハエルの子孫が創った偽書。
アルフォンスの物語が素朴で壮絶な英雄の物語として伝えられた後世、対するミハエルにも、単に自らの野望に突き抜けた王と言うだけではなく、ヒロイックなキャラクター性を付けようとした、とか。
*
アルフォンスが他三名を引き連れていても「一人でドラゴンを倒すなんて」と言う辺りからしてやっぱり、プレイヤーとその手駒…もとい、RTDとの接点のユニットたちを用いてプレイヤーはアルフォンスの「物語」を追体験しているだけなんでしょうかね。
謂わば「物語」として再生されたアルフォンスにスタンドの様にくっついて回っていると。
よくよく考えなくとも、光の時代最期の王(多分)が叛逆者に殺されるとかとんでもない話ですよねえ…。その後ミハエル家は落ちぶれに落ちぶれてイザベラの時代になり、アルフォンスとロザリィの娘ノーラは闇の時代メイン(ロードラ中で語られてる限り)と言っても良い、カルマとザイフの物語へと繋がっていく、と。胸熱。
リメイク前は傷王アルフォンスが登場。リメイク前話ではロザリィが新規ユニットとして登場。
後半では、遂にミハエルがあのダサ…もとい禍々しい★4デザインの鎧を脱いで、レイピアモーションにLSを習得して新規ユニット化。
……なんかレイピアモーションがこれ程似合わない人もいないなとおもいました(こなみ
既存のレイピアモーションのキャラって、スタイリッシュな人と言う感じだったので、今まで大剣ブン回してたミハエルがオシャレ立ちと言うだけで微妙な笑いを禁じ得ない。
……んですが、一つ。これだけは言わせて。
エマどこいったん。
「大変よ!ロザリィが…」こんな感じの台詞だけの登場かよ!カメオかよ!
キルトとロザリィの関係や、処刑の経緯、カイトの命じられた歴史改竄とか何かちょろっとでも出るかと思いきや、誰もが気になる幕間のそのへんはやっぱりいつも通り放ったらかしで、元クエスト通り墓地に瞬間移動でした…。何の為の追加出演&演出だったんだ。うーんこの…。
まあアルフォンスの視点のアルフォンスの物語なので、それ以外は書いてないよ☆なのかも知れません。
……〜だからさぁ。そんならさぁ。
前後編に分ける必要もはっきり言って無かったよね。
後半がほぼずっとミハエル軍団を倒して王都に乗り込むだけなので、道中を1個2個のクエストにまとめれば一回で終わったと思う…。ひとりで強くなったアルフォンスの無双と言う表現を何度もミハエル親衛隊相手に見せつけてくれなくても良かったよ…。
尤も「頑張れアルフォンス」と言うタイトルで、墓地からの一連の流れはちょっと合っていなさすぎるので…、前後編全く雰囲気の違うクエストと言う意味でも分割まったなしだったのかも知れませんが。
まとめ>要するに後半、ミハエル軍団とのバトルだけの引き延ばしをするなら、アルフォンスの物語外の部分や、エマとの関係や、その辺ちょっと挟んでも良かったんじゃないの。と言うお話。
ミハエル軍団の絵面は噴き出した後で薄ら寒くなりました。
ミハエルが部下(親衛隊)に自分と同じ恰好をさせているとか言う、へ、へんたいだー!的な設定とか明かされなくてもどうでも良かった寧ろ。つーかミハエルがレイピアオサレ立ちしてるのはもう既に衣装とか違う訳で、部下たちは「嘗てのミハエル」の恰好をさせられてたと言う事ですよね。
アルフォンスも自己顕示ぱねえとツッこんではいましたが、寧ろナルシシズムを感じますねあの徹底っぷり…。
類稀なる才だか非凡だか何だかと言われても、それが間違った方角に進んでいるとしか思えない発言の数々は、家畜に神はいないッ!並の正当な狂気を感じました。
さて。ミハエルが最期どう言う運命を迎えたか、と言うのは既に明かでしたが。
新ミハエルの最大の問題はそのストーリーですね…。進化後はアルフォンスとの戦いなのでいいとして、進化前。
恐らくはロザリアと思しき「彼女」との最後の遣り取りの様子。
はいここでロザリアのストーリーの復習。
要約:ロザリアは生まれながら龍樹の花の中でしか生きていけぬ病に罹っていた。ある時外の世界を渇望した彼女は飛び出したものの直ぐに倒れる。それを助けたのがミハエルでしたとさ。
龍樹の花と言うのが何なのかは相変わらず知れてませんが、竜化症に関わるものではないかとか色々邪推が。
なおロザリィの好きな、薬にもなる花は月虹花。今回のロザリィの発言から、キルトの妹の薬の材料なのかなとか妄想。
ローザ(ロザリィ)とロザリアと言う名前の類似点などもあって、姉妹なのではとか色々言われてた気もしますが、結局その辺りはノータッチ。不明の侭。
ローザ様が何か実験とかしていた影響でロザリアが病に罹ったと言う可能性は、ロザリアとロザリィの年齢を考えてもちょっと有り得ない。
アルフォンスとミハエルを対にした結果の、名前の類似と言うだけの話の様な気もして来ました。
……で。ミハエルは国王になった後の「或る日」にロザリアの元に「約束」を果たすべく訪れます。
ロードラ界の「約束」と言うと語られないのが最早お約束みたいになってる気がしますが…、
「やがて摘まれた一花が、彼女のその手の冷たさと共に、ミハエルの手へと受け渡される」
この文章だけを読むと、
「病に衰え手の冷え切ったロザリアが花を摘んでミハエルへと渡した」
様に取れますが、冷たいと言う表現をわざわざ強調する辺り、ロザリアは既に亡くなっている、或いは亡くなる寸前とも取れます。ね。亡くなる寸前であれば、約束とは看取る事の様にも思えますが…。
ともあれ、これで永別と言う感じのシーンなので、ミハエルはもうロザリアの塔にはやって来ない=ロザリアは亡くなった(てる)、と言うのは恐らく揺るぎないでしょう。
ミハエルの目的である「王になること」は既に達成されてる訳だし。ロザリアの為に何かをした、或いはしようとした、と言うのは何か無さそう。
こちらも結局プレイヤーの一番気になる所は明かされぬ侭。察しろって事ですねそうですか。
ミハエル自身にまるきりロザリアの辺りに触れる事が無かったので、劣王ミハエルは創られた偽書と言う可能性もあったりして…?なんて思えて来ました。
優王アルフォンスのストーリーに対抗している様に見えません?内容が。或いは対と言うべきか。
後世に、ミハエル王は一人の女性を真に愛していた側面もあったのだと遺そうとした偽りの物語だったりとか。ロザリアの存在も含めて。
ロザリアの設定に絡む要素がミハエルの名以外に(現在の所)無いのと、ロザリィに名が似ているのも何かの作為の様。
謎の病や花、生まれた時から塔に孤独に棲んでいてそこから一歩も出られない女性、なんて、なんだか凄くお伽話っぽいでしょう?
ミハエルが態とそうしたと言うより、後世の人ないしミハエルの子孫が創った偽書。
アルフォンスの物語が素朴で壮絶な英雄の物語として伝えられた後世、対するミハエルにも、単に自らの野望に突き抜けた王と言うだけではなく、ヒロイックなキャラクター性を付けようとした、とか。
*
アルフォンスが他三名を引き連れていても「一人でドラゴンを倒すなんて」と言う辺りからしてやっぱり、プレイヤーとその手駒…もとい、RTDとの接点のユニットたちを用いてプレイヤーはアルフォンスの「物語」を追体験しているだけなんでしょうかね。
謂わば「物語」として再生されたアルフォンスにスタンドの様にくっついて回っていると。