後篇)目に見えぬものも偽
話大きく変わって後篇。
一応ですが気になるのは、ラストで得られる「白紙」のジョエルの存在。
はいここでジュエル兄さんとジョエルのストーリーのおさらい。
・ジュエルとジョエルは兄弟。
・兄弟は鎖を掛けられ囚われている様子。
・ジョエルは病弱。
・ジュエルは物知りで、ジョエルに沢山の話をしてくれていた。
・その様々な知識の中には「禁書」の事もあった。
・ある日ジュエルはそこから連れて行かれる。(定期的なのか初めてなのかは不明)
・ジョエルは病気で亡くなる。
・ジュエルは病弱ではない弟の物語を身体に刻んで自らを「書」としてジョエルを生みだした。
・その際、兄弟を捕らえていたと思しき家族を皆殺しにしている。
……まあ大雑把に言えばこんな感じですが。
へ、へんたいだー。と思うのは当時の禁書館イベクエでの彼らの言動とかからですが…、ぶっちゃけて新規さんの為にもそろそろイベクエ再配信みたいなのをSPエリアで開催すりゃいいんじゃないですかねえ…。特にドロップなどで臨時登場することも今までなかったし、今回急に出て来て、誰この人感たっぷりだったと思うんですが兄さん。
えーとそれはさておいて。
何故ジュエル兄さんから生まれた(チェンジ式二重人格状態)ジョエルが、今回「白紙」の書として登場したのか。を考察もとい妄想…いやいや考えてみたく思いました。
まず前提として。
白紙ジョエルは進化もしないので、ジュエル≒ジョエルではなく単品ジョエルと見てよいかなと。言う所からスタート。
そしてジュエル≒ジョエルのカットインや禁書館ストーリーを見ると、ジョエルはジュエルに執着や依存が酷いのに対して、ジュエルは「出来の悪い弟」などと口にしており、大凡ジュエルのストーリーで語られている様な、病弱ではない弟を「書いた」――それなりの愛情があったとしても、そこまでのもの凄い、人の人生を描き創るほどの執着があったとも思えないんですよね。
どちらかと言えばジョエルの方が依存し執着している様です。そして更に、「書」から生まれたジョエルは、同じ「書」の者を酷く蔑ろに扱ってます。クインテットを「自分が生みだした」と言いながら、だから勝手に扱うとばかりに虐げたり。
また、ジュエルよりもジョエルの方が日頃は「表」に居る様子でもあります。ジョエルは「書」である筈だと言うのに。
そしてジョエルのストーリーは、優しい兄が連れて行かれる場面で終わっています。
ジュエルが、ジョエルに「禁書」の話を教えたと言うフラグをばっちりと立てながら。
この辺りからもひょっとしたら、死んだのはジュエルで、生き延びて兄を生みだしたのがジョエルである様にも取れる訳です。
また、ジョエルには禁書館クエストで「兄さんには時間がない」と言う台詞がありました。
然し今回「或る書」を手に入れた後と思しきジュエルは、月虹書館などと言う「幸福な物語」の書たちを創って平然と過ごしています。
残酷な真実か、幸福な嘘か、どちらが良いかとプレイヤーに(読者に)問いかけながら。
……で。この辺りの断片から、結構飛んだ妄想を。
*
・兄弟は囚われの身にあった。
・兄のジュエルは病弱だったが知識は豊富だった。
・やがて連れ出された兄は病気かそれとも他の原因で死ぬ。(家族が復讐めいて殺されているので他意の可能性もありそうですし)
・ジョエルは自らの身に兄を全て刻む事でジュエルを蘇らせた。
・でも実はこれはジュエルの企みで、盲目的に己に依存するジョエルが、自分の死後に己を「書」として蘇らせる事を狙い仕向けていた。
・然し駄目な弟は病設定をその侭にして仕舞い、その事でジュエルに負い目を感じる。その為に兄に見捨てられる事を恐れて依存し働く。自分(の肉体)は自分ではなく兄さんのものだと盲目的に感じているので、流した血を兄の血と口にする。
・病気によって時間の余りないジュエルは、駄目な弟を上手い事アメムチして扱う。手足となるクインテットを書かせたり、「或る書」入手の為にラウルと協力させたり。
・そうする傍らでジュエルは偽りの己を記した「偽書」を創り(ジュエル≒ジョエルは確か「書」ドロップでした)、恰も自分がジョエルと言う弟を愛情を持って生かしたかの様な偽りの像を産み出す。
(残酷な真実か幸福な嘘か、と言う今回の問いにも通じるものが)
・「或る書」の正体は不明ながら(帝国が狙うものと同じものなのかでさえ不明ですが、ここではクトゥのストーリーの「或る書」と考えます)、ジュエルはそれを手に入れた事で、偽魂の存在ではなくなり、ジョエルの身体に刻まれた己から逃れ、自らが病気などない「ジュエル」の本体になる。
・ジュエルに乗っ取られたジョエルの魂と言うか人生と言うか…は分離するが、その存在は全く無意味な白紙の「書」として残された。
・そしてジュエルは「書」の彼らの物語を「幸福」にし同人活動に勤しみ弄んでいるのでしたとさ。
………とかどうですかね。おk、妄想ばんざい。
一応ですが気になるのは、ラストで得られる「白紙」のジョエルの存在。
はいここでジュエル兄さんとジョエルのストーリーのおさらい。
・ジュエルとジョエルは兄弟。
・兄弟は鎖を掛けられ囚われている様子。
・ジョエルは病弱。
・ジュエルは物知りで、ジョエルに沢山の話をしてくれていた。
・その様々な知識の中には「禁書」の事もあった。
・ある日ジュエルはそこから連れて行かれる。(定期的なのか初めてなのかは不明)
・ジョエルは病気で亡くなる。
・ジュエルは病弱ではない弟の物語を身体に刻んで自らを「書」としてジョエルを生みだした。
・その際、兄弟を捕らえていたと思しき家族を皆殺しにしている。
……まあ大雑把に言えばこんな感じですが。
へ、へんたいだー。と思うのは当時の禁書館イベクエでの彼らの言動とかからですが…、ぶっちゃけて新規さんの為にもそろそろイベクエ再配信みたいなのをSPエリアで開催すりゃいいんじゃないですかねえ…。特にドロップなどで臨時登場することも今までなかったし、今回急に出て来て、誰この人感たっぷりだったと思うんですが兄さん。
えーとそれはさておいて。
何故ジュエル兄さんから生まれた(チェンジ式二重人格状態)ジョエルが、今回「白紙」の書として登場したのか。を考察もとい妄想…いやいや考えてみたく思いました。
まず前提として。
白紙ジョエルは進化もしないので、ジュエル≒ジョエルではなく単品ジョエルと見てよいかなと。言う所からスタート。
そしてジュエル≒ジョエルのカットインや禁書館ストーリーを見ると、ジョエルはジュエルに執着や依存が酷いのに対して、ジュエルは「出来の悪い弟」などと口にしており、大凡ジュエルのストーリーで語られている様な、病弱ではない弟を「書いた」――それなりの愛情があったとしても、そこまでのもの凄い、人の人生を描き創るほどの執着があったとも思えないんですよね。
どちらかと言えばジョエルの方が依存し執着している様です。そして更に、「書」から生まれたジョエルは、同じ「書」の者を酷く蔑ろに扱ってます。クインテットを「自分が生みだした」と言いながら、だから勝手に扱うとばかりに虐げたり。
また、ジュエルよりもジョエルの方が日頃は「表」に居る様子でもあります。ジョエルは「書」である筈だと言うのに。
そしてジョエルのストーリーは、優しい兄が連れて行かれる場面で終わっています。
ジュエルが、ジョエルに「禁書」の話を教えたと言うフラグをばっちりと立てながら。
この辺りからもひょっとしたら、死んだのはジュエルで、生き延びて兄を生みだしたのがジョエルである様にも取れる訳です。
また、ジョエルには禁書館クエストで「兄さんには時間がない」と言う台詞がありました。
然し今回「或る書」を手に入れた後と思しきジュエルは、月虹書館などと言う「幸福な物語」の書たちを創って平然と過ごしています。
残酷な真実か、幸福な嘘か、どちらが良いかとプレイヤーに(読者に)問いかけながら。
……で。この辺りの断片から、結構飛んだ妄想を。
*
・兄弟は囚われの身にあった。
・兄のジュエルは病弱だったが知識は豊富だった。
・やがて連れ出された兄は病気かそれとも他の原因で死ぬ。(家族が復讐めいて殺されているので他意の可能性もありそうですし)
・ジョエルは自らの身に兄を全て刻む事でジュエルを蘇らせた。
・でも実はこれはジュエルの企みで、盲目的に己に依存するジョエルが、自分の死後に己を「書」として蘇らせる事を狙い仕向けていた。
・然し駄目な弟は病設定をその侭にして仕舞い、その事でジュエルに負い目を感じる。その為に兄に見捨てられる事を恐れて依存し働く。自分(の肉体)は自分ではなく兄さんのものだと盲目的に感じているので、流した血を兄の血と口にする。
・病気によって時間の余りないジュエルは、駄目な弟を上手い事アメムチして扱う。手足となるクインテットを書かせたり、「或る書」入手の為にラウルと協力させたり。
・そうする傍らでジュエルは偽りの己を記した「偽書」を創り(ジュエル≒ジョエルは確か「書」ドロップでした)、恰も自分がジョエルと言う弟を愛情を持って生かしたかの様な偽りの像を産み出す。
(残酷な真実か幸福な嘘か、と言う今回の問いにも通じるものが)
・「或る書」の正体は不明ながら(帝国が狙うものと同じものなのかでさえ不明ですが、ここではクトゥのストーリーの「或る書」と考えます)、ジュエルはそれを手に入れた事で、偽魂の存在ではなくなり、ジョエルの身体に刻まれた己から逃れ、自らが病気などない「ジュエル」の本体になる。
・ジュエルに乗っ取られたジョエルの魂と言うか人生と言うか…は分離するが、その存在は全く無意味な白紙の「書」として残された。
・そしてジュエルは「書」の彼らの物語を「幸福」にし同人活動に勤しみ弄んでいるのでしたとさ。
………とかどうですかね。おk、妄想ばんざい。