微睡みに沈む。
その見る夢がせめて安らかでありますように。
*
以下、メアリーからイデアに至るまでの想像と妄想。
まるきりの妄想だったり、過去に重複した内容を書いてたり、普通にはずれてたり、検証不足だったりするものが多く出て来ますが、ご容赦を。
*
ファウストとメリルの兄妹が禁断の愛を交わした挙げ句生まれたのがメアリー。
メリルはその罪を償うべく修道院に入り、メアリーは何処かへ預けられるなり貰われるなりして親元から引き離されて育つ。
その間口さがなく両親の不道徳などを言われたりし、幸せな子供時代では無かったと言う想像が出来る。
一方ニコラは失った妻子を蘇らせるべく研究を行い、「邪悪なる魂」を呼び出して仕舞う。(無から生じているので、創ったと言うより向こうから招かれたのでは感)
ニコラはそれに乗っ取られ悪食(クトゥール)となり、ファウストは嘗て自らの犯した罪を喰らい清算すべくそれと契約するのだった。
クトゥールとなったそれを受け入れたファウストは村人の魂を食らい尽くし、やがて駆けつけたメリルと対峙する。
クトゥールの望みは全てを喰らう事であったが、ファウストの望みは自らの罪でもあるメリルを喰らい喰らわれ一つになる事。因ってクトゥール(ファウスト)はメリルに討ち取られ、そののちメリルの魂を喰らいその身を乗っ取った。
その後メリル=クトゥールは(多分)一度討伐されるか砕けて、残された残滓はメリッサに拾われフラスコの中で育つ。
やがて声を失ったレヴィアがそれと契約し、クトゥールは再び肉体を得る事に。
一方、成長したメアリーは禁断の行い故にかどうかは不明ながら、膨大な魔法の素養を持ち、賢者と呼ばれるに相応しい者になっていた。
ある時メアリーはこの世界と外の世界との狭間に触れる事の出来る貝殻(界殻)を入手するか創るかし、外の世界の存在である悪食たちに接触する。
(メアリーもイザベラと同様に肉親の存在に餓えたりその世界に虚無を感じていたとしたら、貝殻を通じて向こうから唆しに来た可能性もある)
こちらで肉体を得たクトゥールとは異なる悪食たちは、一人離れたクトゥールに合流しようとしていた。貝殻を通じてメアリーに入れ知恵(助言)し、未だ見ぬ父母への情に惹かれ、魂だけでも触れたいと願うメアリーはそれに応じて仕舞う。
レヴィアを乗っ取ったクトゥールを討伐すべく集まった、リヴァイア、ルーク、ウルスラにメアリーは協力し、共に旅に出る。その中で、貝殻かメアリーかを通じて番の呪いを掛けられたウルスラは裏切りの道を選ばざるを得なくなるが、ルークとの誓いもあって最期に二人は共に果てる。
ウルスラを裏切らせる理由としては、対リヴァイアでのクトゥールの勝率をギリギリにする為の戦力調整と考えるのが無難。ので、クトゥールが行ったと言うよりメアリーと悪食側の打った手と思った方がすっきりはする。(ウルスラを呪ったのは「悪食王」としか書かれておらず、クトゥールと明言は一応されていない。が、ラフデザインワークスでクトゥールとそれに従うウルスラの絵とかあるしなあ…)
リヴァイア側が余裕勝利しても、クトゥール側が余裕勝利しても、メアリーの思惑は叶わなくなる。
ウルスラとルークは斃れ、リヴァイアとクトゥールは一騎打ちとなって相打つ。実際にはクトゥールは躊躇ったリヴァイアの攻撃で致命を負ったものの死んではいないが取り敢えず戦闘不能と言う状態。
メアリーはクトゥールの裡からその魂を奪い取り自らに取り込もうとするが、邪悪なる魂はメアリーを乗っ取ろうとし、二つの魂は拮抗し、やがてメアリーは自らの裡にそれを抑え込む事に成功するが、その代償に記憶を(精神の一部を)失って仕舞う。
目覚めたメアリーは自らの名も、目の前に斃れている元クトゥールの肉体であった女性の名さえも思い出せなかったが、自らが裡に邪悪なる魂を封印した事だけは憶えていた。
彼女はイデアと、自らに名と役割とを与え、その使命を「邪悪なる魂=悪食王の魂」の完全なる封印或いは消滅であると定めて動き出す。
同じ様に記憶を失っていたレヴィアをヴェルベットと名付け(ヴェルブラッド家と言う言葉の記憶から?)、彼女と共にそれから長い刻をかけて教国を創り、悪食王を時間停止の魔術で封印すべく世界中から魔術の素養のある子供たちを集めるのだった。
(イデアのこの行動はメアリーを通じてクトゥール本体に合流したかった悪食勢には僅かな誤算だったのか、後に尖兵となる魔術師を集める事として折り込み済みだったのかは解らないけど、どちらにしてもイデアと言う存在の踊らされ感が悲しい)
イデアの裡の邪悪なる魂とメアリーもまた完全には封印されておらず、両者は融合し、時折イデアの記憶を蝕んだり(封印している精神力リソースを割きすぎてるだけかも)教国中に密かに影響を拡げたりしていた。
やがて完全に喰らわれたローレッタに因って、分散した全ての悪食王が量産式悪食となって暴走。
教国の魔術師であるパトリシアなどだけではなく狭国のセレナやヘレンと言った者も喰らわれ大変な事に。
イデアは教国ごと悪食王を根絶せしめる手段を取り、教国は墜ちる。
その後、邪悪なる魂はローレッタ=ロレッタが引き継ぎ、彼女は外界の悪食勢や悪食竜たちをこの世界へと招き入れる。
敗れたイデアはフォウに因って人形として弄ばれる羽目に…。
教国の魔術師たちの間に蔓延した悪食たちは量産型悪食となって悪食たちの尖兵となり、彼らを駆逐すべくヴェルベットは戦いを続ける。
また、魔導書より召喚されたとある一人の悪食王クトゥールは、クトゥと言う一人の存在となり、悪食勢たちに牙を剥いたダークヒーロー的ポジションに。
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以下、メアリーからイデアに至るまでの想像と妄想。
まるきりの妄想だったり、過去に重複した内容を書いてたり、普通にはずれてたり、検証不足だったりするものが多く出て来ますが、ご容赦を。
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ファウストとメリルの兄妹が禁断の愛を交わした挙げ句生まれたのがメアリー。
メリルはその罪を償うべく修道院に入り、メアリーは何処かへ預けられるなり貰われるなりして親元から引き離されて育つ。
その間口さがなく両親の不道徳などを言われたりし、幸せな子供時代では無かったと言う想像が出来る。
一方ニコラは失った妻子を蘇らせるべく研究を行い、「邪悪なる魂」を呼び出して仕舞う。(無から生じているので、創ったと言うより向こうから招かれたのでは感)
ニコラはそれに乗っ取られ悪食(クトゥール)となり、ファウストは嘗て自らの犯した罪を喰らい清算すべくそれと契約するのだった。
クトゥールとなったそれを受け入れたファウストは村人の魂を食らい尽くし、やがて駆けつけたメリルと対峙する。
クトゥールの望みは全てを喰らう事であったが、ファウストの望みは自らの罪でもあるメリルを喰らい喰らわれ一つになる事。因ってクトゥール(ファウスト)はメリルに討ち取られ、そののちメリルの魂を喰らいその身を乗っ取った。
その後メリル=クトゥールは(多分)一度討伐されるか砕けて、残された残滓はメリッサに拾われフラスコの中で育つ。
やがて声を失ったレヴィアがそれと契約し、クトゥールは再び肉体を得る事に。
一方、成長したメアリーは禁断の行い故にかどうかは不明ながら、膨大な魔法の素養を持ち、賢者と呼ばれるに相応しい者になっていた。
ある時メアリーはこの世界と外の世界との狭間に触れる事の出来る貝殻(界殻)を入手するか創るかし、外の世界の存在である悪食たちに接触する。
(メアリーもイザベラと同様に肉親の存在に餓えたりその世界に虚無を感じていたとしたら、貝殻を通じて向こうから唆しに来た可能性もある)
こちらで肉体を得たクトゥールとは異なる悪食たちは、一人離れたクトゥールに合流しようとしていた。貝殻を通じてメアリーに入れ知恵(助言)し、未だ見ぬ父母への情に惹かれ、魂だけでも触れたいと願うメアリーはそれに応じて仕舞う。
レヴィアを乗っ取ったクトゥールを討伐すべく集まった、リヴァイア、ルーク、ウルスラにメアリーは協力し、共に旅に出る。その中で、貝殻かメアリーかを通じて番の呪いを掛けられたウルスラは裏切りの道を選ばざるを得なくなるが、ルークとの誓いもあって最期に二人は共に果てる。
ウルスラを裏切らせる理由としては、対リヴァイアでのクトゥールの勝率をギリギリにする為の戦力調整と考えるのが無難。ので、クトゥールが行ったと言うよりメアリーと悪食側の打った手と思った方がすっきりはする。(ウルスラを呪ったのは「悪食王」としか書かれておらず、クトゥールと明言は一応されていない。が、ラフデザインワークスでクトゥールとそれに従うウルスラの絵とかあるしなあ…)
リヴァイア側が余裕勝利しても、クトゥール側が余裕勝利しても、メアリーの思惑は叶わなくなる。
ウルスラとルークは斃れ、リヴァイアとクトゥールは一騎打ちとなって相打つ。実際にはクトゥールは躊躇ったリヴァイアの攻撃で致命を負ったものの死んではいないが取り敢えず戦闘不能と言う状態。
メアリーはクトゥールの裡からその魂を奪い取り自らに取り込もうとするが、邪悪なる魂はメアリーを乗っ取ろうとし、二つの魂は拮抗し、やがてメアリーは自らの裡にそれを抑え込む事に成功するが、その代償に記憶を(精神の一部を)失って仕舞う。
目覚めたメアリーは自らの名も、目の前に斃れている元クトゥールの肉体であった女性の名さえも思い出せなかったが、自らが裡に邪悪なる魂を封印した事だけは憶えていた。
彼女はイデアと、自らに名と役割とを与え、その使命を「邪悪なる魂=悪食王の魂」の完全なる封印或いは消滅であると定めて動き出す。
同じ様に記憶を失っていたレヴィアをヴェルベットと名付け(ヴェルブラッド家と言う言葉の記憶から?)、彼女と共にそれから長い刻をかけて教国を創り、悪食王を時間停止の魔術で封印すべく世界中から魔術の素養のある子供たちを集めるのだった。
(イデアのこの行動はメアリーを通じてクトゥール本体に合流したかった悪食勢には僅かな誤算だったのか、後に尖兵となる魔術師を集める事として折り込み済みだったのかは解らないけど、どちらにしてもイデアと言う存在の踊らされ感が悲しい)
イデアの裡の邪悪なる魂とメアリーもまた完全には封印されておらず、両者は融合し、時折イデアの記憶を蝕んだり(封印している精神力リソースを割きすぎてるだけかも)教国中に密かに影響を拡げたりしていた。
やがて完全に喰らわれたローレッタに因って、分散した全ての悪食王が量産式悪食となって暴走。
教国の魔術師であるパトリシアなどだけではなく狭国のセレナやヘレンと言った者も喰らわれ大変な事に。
イデアは教国ごと悪食王を根絶せしめる手段を取り、教国は墜ちる。
その後、邪悪なる魂はローレッタ=ロレッタが引き継ぎ、彼女は外界の悪食勢や悪食竜たちをこの世界へと招き入れる。
敗れたイデアはフォウに因って人形として弄ばれる羽目に…。
教国の魔術師たちの間に蔓延した悪食たちは量産型悪食となって悪食たちの尖兵となり、彼らを駆逐すべくヴェルベットは戦いを続ける。
また、魔導書より召喚されたとある一人の悪食王クトゥールは、クトゥと言う一人の存在となり、悪食勢たちに牙を剥いたダークヒーロー的ポジションに。